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全貌が見えない! 滝
柔らかで透き通るような西陽を受けて
本当に「黄金色!!の稲穂」が広がる光景に・・・ただただタメ息
五時間ほどの山道コースを歩き通し
駅までもうすぐの途中で出迎えてくれた、輝くばかりの「お出迎え」
ちょっと、足の疲れも和らいだような。
「山の中の滝を観に行きましょ」
そう予定を立ててから数回が雨降り、風邪気味、急用で流れて
やっとこの日に行くことが出来たのですよ。
降り立った駅前は、
それこそお店一軒、コンビニ一軒もなく、静けさと空間の拡がりだけ。
ズーンと石段の奥深い頂上に建つ「神社」
「寄ってみる?」と軽い気持ちで訪れてみたのですが
本殿までの参道も密やかな気が流れているような静寂さがあり
なかなか素敵な神社でした。
境内地には「天王山古墳群」があり、直径10〜20mの円墳15基が群集する
古墳群があるとのことでしたが・・・・場所が見つからず、残念!
この神社の前を流れる玉川。
夏には蛍が飛び交うほどの清らかな川なのですって。
パンフレット写真の「龍王の滝」
落差13mの滝で浸食により形成された
「龍」には滅法弱い私は、竜神とか龍伝説には反応をしてしまうのです。
この滝も、古来より竜神が祀られて干天の時には
ここで「雨乞い」の神事が行われていたそうです。
山道を下って滝の傍の岩場や滝壺近くまで降りたのですが
パンフレットのような写真を撮ることはできない!!
何故って、渓谷の流れの真ん中に立たなければダメなのですもの。
やっと撮れたのは、この写真です。
見たかった滝の全貌が見られないなんて・・・・消化不良ですよね!!
暗紅色の長細い実なのですが・・・・お名前は不明です。
たくさん実っているのですが・・・・なに子さんかは不明です。
「万灯呂山」の頂上からの眺望は
木津川を中心に平安京と平城京繋ぐ街道沿いに豊かな農村が広がる
山城盆地が一望。
京都タワーや生駒丘陵までの広範囲が目の前に! おー すごい!!
昼食休憩をとった後
(こんな空間で食べるコンビニ・おにぎりは、美味に感じますね)
「大正池」へと向かうことに。
ここで、例によって道を間違えてしまったようで・・・・・
何処に行きつくかわからない山道を歩き続け、
どっか里には行きつくからと、「大正池」は諦めムードだったのだけれど
あれぇ! あんなところに標識が!
この池は京都府最大級の農業用のため池。
23万tの水をたたえる満水面積4haの広さがあるそうです。
たしかに広い! とにかく広い!
池の周囲を巡る周遊遊歩道があるのですが
とてもとても歩き通すには時間が無いし、足の疲労も。
(道を間違えてしまったせいでね)
池には「八ッ橋」という張り出した施設も随所にあり
オートキャンプ場も備わっていて、
何組かの家族でしょうか、テントを張り、夕食の準備も始めていました。
でもね・・・私的には、
以前に訪れた、山の中に神秘的に佇む「沢の池」ため池に軍配を上げたい。
下界に降りる予定時間は大分オーバー!!
帰り道に見つけた「玉川甌穴」を見つけたので、後はひたすら駅までの道を。
小石が岩の窪みに入り、長い年月をかけて
水流で石を削り、大きな穴になった貴重な甌穴
本音をいうと、もう少し期待をしていたコースだったのです。
帰り道が、渓谷沿いとは言え道がアスファルトだったので
足への負担が大きかったのもありますが。
でもね、木々の間を歩き
木々の間を抜ける風を身体に受けながら歩けたのだし
素晴らしい「黄金色の実りの稲穂」に出会えたのだし
良い時間を過ごせたと思っているのです。