2018年07月31日
2018年07月30日
2018年07月29日
極楽浄土の花
台風12号が上陸してくる前日、つまり昨日。
早起きをしました。 6時前にですよ。
普通は9時に開門のお寺なのですが、29日までは「蓮観会」ということで
7時には開門。 せっかくですもの・・・・
極楽に咲くと云われる華麗で清しい蓮の花で、心身に清風をと思ってね。
平安時代に右大臣・清原夏野の山荘として建てられ
その時に珍花奇花を植え、瀧(青女の瀧)を造り極楽浄土を模した庭園。
春の桜、菊や紅葉と四季折々での美観を配して
「関西花の寺第十三番霊場」に。
最近は「蓮の寺」と云われ世界中の蓮を集めて苑池や鉢で咲かせているのです。
私の背丈よりも高い蓮の高さ。
その間から覗く蓮の花! こんなに蓮の茎って背高ノッポになるのですか!
さ、その優美な蓮の花をご一緒に観てくださいな。
虫さんも蜜を集めにやって来ていましたよ
大きな巨岩の間からは冷たそうな水の流れが・・・・「青女の瀧」
あっ、百合の花も咲いていたのですが
日本庭園の松の緑と赤い百合の花が、とても調和して素敵でした。
まだ8時過ぎだったのですが、
訪れて来ている方々はかなりいらっしゃいました。
ちょっと意外だったのは、外国人の方々が何組かいらしていたこと。
「蓮の寺」ってマイナーな観光寺だと思うのですが
情報をしっかりとつかんでいらっしゃるのですね。
ゆっくりゆっくり、蓮の花を愛でながらお庭を巡り
本堂の「阿弥陀如来様」の蓮弁の彫刻の豪華さや
坐像で4手の「十一面観世音菩薩」(とても珍しいとか)とも
お出会いをして、気持ちよく過ごせた時間でした。
早起きをした甲斐があったというもの!!
だって、爽やかな時間でしたもの。