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お蕎麦に雪山に・・スローな空間
近江八幡・八幡山城址から眺めた
琵琶湖と比良山系。 雪に覆われているのがわかりますでしょ。
八幡山に関しては、後ほどにお話をするとして・・・・
「そうだわ! 近江八幡を散策しましょ!」と、訪れました。
もう7〜8回ではないほどの、この街なの訪れですが
スローな時間が流れているような街の空気感は勿論、好き。
でもね、第一の目的は・・・・
ここ「日牟礼庵」のお蕎麦が食べたくて。
街中から少し外れの場所なのですが、「ひいき」が大勢いらっしゃる。
2時半までの営業も、売り切れてしまえば1時ごろには閉店!!も。
この日は、開店の11時前から待って、
暖簾が下がり、門が開くのと同時に入店でした。
「天ざる蕎麦」と「出し巻たまご」
早く口に入れたくて・・・・写真を撮るのさえ忘れてしまいました。
「お、美味しい!!」 「うまい!!」
味覚も、お腹も大満足をさせて、さて街へと。
すぐ傍には、「商い中」のお店もあれば
今は「資料館」になっている、近江商人の屋敷
豪商って、すごい財力だったのでしょうね。
大きな蔵といい、3階建ぐらいの木造の屋敷もデーン! 立派です!
豪商の西川家などが並ぶのは、新町通り。
塀越しに見える松ノ木にすら、歴史の重なりを感じてしまいます。
では、「日牟礼神社」から「村雲御所」向かいますね。
ここの山門には、人目にはつかないのですが
屋根の彫刻群の四隅に「猿」がいるのですよ。
門を潜りながら、消したい「苦」を言葉にするのだそう
「去る」そうです。(以前、宮司さんが教えてくださった)
八幡山城は、関白・豊臣秀次が築城し
楽市楽座制を取り入れた商業都市として、この街の発展の礎を。
この城下町から生まれたのが、近江商人。
秀次は・・・・非業の死をとげてしまいましたが、
八幡山には石垣群をはじめ城址がそのままに。
二の丸跡、西の丸、北の丸跡と、その頃の城郭が偲ばれます。
本丸跡には、「村雲御所・瑞龍寺」の門跡院がたっています。
それぞれの跡では、琵琶湖に向かい
城下町を一望できる、素晴らしい眺めを満喫。
山を下りて、もう少し街中をぶらぶらと。
(近江牛のお肉やさんで、熱々のコロッケと買って・・・美味しい!)
皆さまお馴染みの、このマーク。
近江八幡が、発祥の地なのですよ。
そう、この街での所縁の人物の手になる建造物も多々・
あの、建築家のヴォーリズ氏です。
(氏は、近江兄弟社に招かれたとか・・・聞き齧りですが)
旧郵便局は今は、古美術店と「ヴォーリズ資料館」で使われています。
美味しいお蕎麦に満足をしてしまったので・・・・
あー また食べたい!と思ってしまうと
他でお蕎麦が食べられなくなってしまうかも・・・・
木彫りの「亀さん」、「たねや本店」で出迎えてくれます。
「たねや」は、洋菓子店の「クラブ・ハリエ」のバームクーヘンのが
有名になってしまったかしらね。
あの市松柄の紙袋を下げた方々に、大勢出会いますもの。