あぁー やっぱりそうなのだわ!
朝のお散歩の時に、白い花びらを静かにひらき咲いている花
夕方に通ると、ぽとんぽとんと根元には花がその姿のまま拡がって・・・
もしかしたら、もしかしたら・・・・そうかも。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常のひびきあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわし
そうなのです! 沙羅双樹の木と花なのです。
いままで全く気が付くことがなかったのだけれど
あるお家の歌舞伎門の横に!(こんな身近で見られるなんて!)
(ちゃんと、その家の方にお尋ねしたので・・・沙羅双樹と判明)
すごーく嬉しくなってしまいました!!
こっちの話はね、嬉しくなくて・・・・
紅音がらみの知人のお家が、建て直しをするとかで・・・・
広いお庭に、見事な枝ぶりの松の木が数本もあるし
濃い紅色の花を咲かせる百日紅の大きな木も
季節に咲く様々な花々も植えられて、楽しませてくれていたのですよ。
それが、家の解体に伴い全ての樹木が伐採され、
掘り返されるのだとか。
人さまの家のことだもの、私が救えるわけではないのですが
松の木なんて、樹齢50年以上だというのですもの・・・・
切り倒される時の、木々の悲鳴が聞こえてきてしまうような。
そこのお家の方が、たくさんの鉢植も庭に置いていらして
「どれか気に入った鉢があったら、持って行っていただけない?」
その申し出に飛びついてしまいました。
幾つかの観葉植物、救えるかもって。
ありがとう。 いただきました、蔦やカポックなどを5鉢も。
我が家のベランダは・・・・ジャングル化してきたかなっ。
道路から見える、庭木の一部。
趣のある石垣もあるのですがね・・・・
早いです。
工事開始のその日の夕方には、お家も半分。
庭木も、ほんの一部が残っていただけ。
で、 3日後の今日は。
来年の1月には、新しい家に戻っていらっしゃるそうです。
緑が無くなって・・・・寂しくないかしら。
通るたびに眺めていた私が・・・・・寂しい。