ほら、この花木。
アオイ科/芙蓉属ではあるけれど、芙蓉の花ではないのですよ。
知人から蕾がたくさんついている切り枝をいただいて・・・咲いてくれるか。
二日ほどで蕾が白く変わり、あーー 開いてくれました!!
木 槿(むくげ)
「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」と
「人の世ははかない」に例えられる花だそうです。
ええ、このお花、
朝に開いて、夕方には萎んだ花の姿で落ちてしまいます。
先日にお話をした、この花も・・・・沙羅双樹
朝に美しく咲いて、夕暮れにはその姿のまま落下しているの。
お釈迦さまが亡くなる時に、この木が四方を囲んで植えられていて
入滅の際には鶴の羽の様に白くなって枯れてしまったとの伝説が。
そんなことからでしょうか、仏教の「三大聖樹」の一つとか。
*三大聖樹・・・・無憂樹 ・ 菩提樹 ・ 沙羅双樹
たまたま同じ時期に、「いち日だけの命の花」との出会いが会って
咲いてから終焉までを見ることが出来たのですよ。
(だから何? なのですけれどね。 双方、美しい花でした)
蛇足ですが、
木槿って、韓国の国花だそう。
沙羅双樹はね、ミャンマーの国花なのですって。
お日様と顔を合わせる時間が少ないですね。
梅雨明けは来週になるとか。
「祇園祭」の真っ最中の京都も、突然に雨降りになったりで
今夜の宵宵山、明日の宵山に繰り出す方々も、ご用心!!